メタボリック対策特集!

はじめに

健康ブームの中、取り上げられている話題に「メタボリックシンドローム」があります。

メタボリックシンドロームはどちらかというと中高年に注目されている話題ですが、生活習慣病の原因となっているだけに若年層に対しても見逃してはならない大事な項目です。

メタボ対策特集では、メタボリックシンドロームについて簡単な知識とさまざまな対策法をご紹介!

 

メタボとは

メタボリックシンドロームとは、内臓に脂肪が沢山ついた状態…つまり「内臓脂肪型肥満」によって、さまざまな病気が引き起こされやすくなった状態のことをいいます。
そして、「内臓脂肪型肥満」は生活習慣病の原因になるとも言われています。
血糖値や血圧が高く、おなか周りが太っている人はまさにメタボリックシンドローム真っ只中です。是非気をつけたいところです。
メタボリックシンドロームの基準は以下の項目です。

 

メタボの基準

項目 正常値 メタボ
 ウエスト周囲径 - 男性:85cm以上
女性:90cm以上
 中性脂肪
(トリグリセリド)値
50~149mg/dl 150mg/dl以上
 HDLコレステロール 男性:40~86mg/dl
女性:40~96mg/dl
男性:40mg/dl未満
女性:50mg/dl未満
 血圧 成人の血圧/収縮期血圧:120mmHg
拡張期血圧:80mmHg
収縮期血圧:130mmHg以上
拡張期血圧:85mmHg以上
 空腹時の血糖値 110mg/dl以下 110mg/dl以上

※ウエスト周囲径が基準以上であると、内臓脂肪量が100平方cm以上と推定されます。
※ウエスト周囲径が基準以上、ウエスト以外の項目で2つ以上あてはまるとメタボリックシンドロームと診断されます。

 

メタボのウエスト

メタボかどうか診断するために、ウエストを測ります。男性の場合は85㎝以上、女性の場合は90㎝以上です。ただ、ウエストのサイズといっても、測り方を間違えてはいけません。腰部の一番細いところではなく、お腹周りの一番出たところを測ります。なのでウエストは関係ありません。ウエストがいくら細くても、お腹が基準値を超えていれば、それはメタボなのです。測り方を間違ってはいませんか?もう一度測ってみましょう。

 

メタボ検診

メタボ検診は、特定健康診査・特定保健指導の事で、40~74歳の健康保険加入者は必ず受けなければなりません。

メタボ検診内容】
■腹囲・・・お腹のサイズを測り、脂肪の量を把握。
■血圧・・・高血圧の診断を行うために測定。
■血糖値・・・糖尿病などを診断する上で、必要な指標。
■コレステロール値・・・肥満・動脈硬化、食生活の乱れを判断。

以下の4項目を検診し、異常があれば、医師と面接し改善対策を行っていきます。

 

メタボ予防

「あなたはメタボリックシンドロームです」と診断されたとき、まずどうしますか?

メタボリックシンドロームは、「肥満」「高血圧」「高血糖」「高脂血症」といった複数の要素から成る病気のため、メタボリックシンドローム専用の薬などはありません。メタボリックシンドロームは動脈硬化の危険を知らせる警鐘。
メタボリックシンドローム対策法として第一に生活習慣の改善が必要です。
メタボリックシンドロームを解消するには、規則正しい食生活と定期的な運動、質の良い睡眠、また喫煙をしないといった基本的な毎日の生活の積み重ねが本来のスタイルです。

 

メタボ対策(食事)

水・お茶で水分補給

体の水分補給は1日2リットル摂取することがベストだといわれています。
しっかり水分を取ってむくみ防止、体調を向上させておきましょう。メタボにならないためには、とても大事な水分補給!

 

雑穀入りの食材を食べる

雑穀米や雑穀パン、雑穀スープなどなど、雑穀入りの食材は、食物繊維が含まれています。

食物繊維は、コレステロールや血糖値の改善を促しますので、メタボ対策にはうってつけです。

青魚を食べる

さばやいわしなどの青魚に含まれる脂質はコレステロール改善によいといわれています。
同じ脂質でも脂身の多い肉より、積極的に青魚を食べるようにし、メタボとは決別ましょう。

野菜や果物を食べる

野菜に含まれる食物繊維にはコレステロールを改善する働きがあります。
にんじん、豆類、リンゴ、柑橘類などがおススメ。
カリウムがたっぷり含まれる野菜や果物は血圧改善を促します。メタボ対策以前に、生活習慣として身に着けたいですね。

植物性油を使う

今、巷では体に脂肪がつきにくい油が注目されています。オリーブオイルやなたね油(キャノーラ油)がその代表です。
注目されているのは中鎖脂肪酸。悪玉コレステロールを下げる働きがあると言われています。

 

メタボ対策(運動)

ウォーキング

代表的なメタボ対策運動(有酸素運動)としては、ウォーキングです。
ウォーキングは、上半身をあまり動かさず腕を振りながら足を交互に前へ出して進む運動です。
注意点として腰や股関節、太もも、足首、また、腕を動かすため肩などに負担がかかります。
ウォーキングの前後は必ずストレッチを行うようにしましょう。

ジョギングやテニス

早足で歩くウォーキングより無理しない程度に走るジョギングやテニスでシングルス同士で簡単な打ち合いをする方がより効果的なメタボ対策運動(有酸素運動)です。
ジョギングをしているうちに息苦しくなってきたらオーバーペースなので少しペースを落とすようにします。 ただし、できるだけ立ち止まらないようにしましょう。

水泳・水中ウォーキング

ゆっくりした水泳や水中ウォーキングは、身体を痛めることが少ないうえに短時間でカロリーを消費できるのでかなり効果的なメタボ対策運動(有酸素運動)です。
また、全身に筋肉がつきやすいので太りにくい体を作ることができます。

サイクリング

ダイエットマシンにサイクリングのものがあるように、自転車は全身運動なるメタボ対策運動(有酸素運動)です。
自転車をこぐスピードは、だらだら走行よりも少し気持ち早めに走ると効果的です。
自転車こぎは1時間が目安。ちょっと遠出したりするときには自転車を使ってみては?

 

気になるメタボ関連ワード

【メタボ対策 外来魚】

外来魚の代表である、嫌われ者のブラックバスは、実はメタボ対策に有効です。外来魚のブラックバスは臭みのある魚だと言われていますが、塩でもみ洗いをした後にしっかりと味付けをすると、とても美味しく食べられるのです。外来魚のブラックバスは他の白身魚よりも、高たんぱくで低脂肪でヘルシーということから、メタボ対策に有効なのです。

【メタボ対策 企業】

メタボリックシンドロームに対する企業の取組みはまだ少ないようですが、今後増えて来るでしょう。
■ システムの運用・構築を行っているH社・・・社員への個別指導。長時間残業者検診を設けている。
■ 東京・台場にある大型ホテル・・・従業員食堂に「メタボリCare」を7月から導入。
など。

【朝型 メタボ対策】

朝方人間の方が摂取した食事の消化の際にエネルギーを多く使うようです。とある実験の結果、朝方人間と夜型人間の消費エネルギーを比べたところ、朝方人間の方がカロリーを多く消費することが分かりました。これにより、メタボ対策に効果があるとされていますが、化学的根拠はありません。

【メタボ対策 レシピ】

メタボ対策レシピは、ヘルシーなものが多いようですね。緑黄色野菜やネバネバ系など身体に良いものをふんだんに利用して、お腹を引っ込めましょう。
簡単なメタボ対策レシピとして、メタボ対策サラダをご紹介します。水菜、サニーレタス、サラダ菜、豆腐、オクラ、カツオ節、きざみ海苔、トマト、ごまを適当に和えるだけ!ポイントは、ノンオイルドレッシングであることです。是非チャレンジしてみましょう。

【厚生労働省 メタボ対策】

厚生労働省は、2008年度から健康保険組合にメタボ対策を義務付けしました。それをしていない組合には罰金を課すというペナルティまで!かなりメタボ対策には本腰をいれています。厚生労働省の狙いは、将来の医療費用負担を抑えたいという事のようです。このままいくと医療費だけで国がつぶれてしまう危険性があるのかもしれませんね。国に頼らず、自分の力で健康を維持する事は、自分自身のためにもなります。それがひいては国のためになるのなら、一石二鳥ですね。

 

▲ページの一番上に戻る